HOME診療案内:インプラント
当院においては、1994年よりインプラント治療を導入しております。その内、1本のみ残念ながら脱落してしまいましたが、(非常に難しい症例であり、患者様も納得済みではあります。)他の患者様においては、ご満足を得ているものと自負しております。
しかし、インプラント治療は画期的な治療法ではありますが、決して万能ではありません。ご自分の歯以上に清掃もキレイにして頂く必要があります。又、全ての患者様に対応できる訳では、ありません。全身疾患が口腔内の状態によっては、ご説明の上お断りさせて頂くことも考えられます。後々、患者様が「こんなはずじゃなかった」と後悔されることのない様に、前もって充分な説明とご理解のうえ、インプラントが長期に渡って患者様の口腔内で充分な機能を持てるように努力していくつもりです。
隣の天然歯を削ることなく、インプラントで自分の歯と同じような人工歯が回復できます。
ブリッジにすると、健康な天然歯を削らなくてはなりませんし、支える天然歯に負担がかかります。インプラントを使用することにより、歯を削らなくてもよく、負担をさけることができます。
インプラントとは「第3の歯」と言われています。これは誕生してから生えてくる乳歯が第1の歯、乳歯に代わって生えてくる永久歯が第2の歯、そして永久歯に代わる第3番目の歯としてのインプラント、という意味です。インプラントとは、歯を失ってしまった方に、人間の歯に代わる人工の歯を根元からつくり、入れることです。高道歯科医院では、インプラントの臨床経験豊かなドクターがより確実で美しいインプラントを提供します。
簡単に言うと、コンピューターで設計したとおりにインプラント手術を行うことです。
インプラントの位置をあらかじめ決定し、それをもとにサージカルガイドを作製し、サージカルガイドにもとずいてインプラントを埋入することをガイデッドサージェリーといいます。
ドリルで穴をあける位置にドリルを固定するための穴があいたマウスピース型のガイドのことです。インプラントを埋入する位置や角度、深さのズレをほぼなくすことができます。
人の感覚で手術を行うのではなく、インプラントのズレがほぼなくなり、高精度な治療を行う事が可能となります。
フリーハンドでは手がブレてしまいますが、ガイドに沿ってドリルを進めるだけなので手ブレによる影響を全く受けません。
症例にもよりますが、歯茎を大きく切開したり、骨を必要以上に削る必要がないため、一般的なインプラント手術法よりも痛みや腫れ、出血をなくすことができます。
手術時に正確に作製されたガイドに従ってインプラントを埋入することによって、患者様の心身的な負担を軽減し、大幅に手術時間を短縮することが可能になります。
CT撮影した3Dデータをもとに、インプラント埋入プランニングソフトを用いてインプラントのシミュレーションを行います。
シミュレーションしたデータをスウェーデンにあるノーベルガイドケア社に送ると、手術用のテンプレート(型枠)が作られてきます。
送られてきたテンプレートを装着し、手術をします。 テンプレートを使うことで、正確に決められた位置と深さにインプラントを埋入することができます。
歯を失って自然に微笑むことができなくなったり、お肉やせんべい等、食べたいものを噛めない経験がありませんか。歯や口がいつも気になり、残っている歯まで不快に感じることもあるでしょう。また、筋肉痛になったり、はっきりとしゃべれなくなったり、頭痛に悩まされることもあります。インプラントは、歯を失ったことによる食べ物の制限、不快感など、様々な不安や問題を解決します。詳しくは、ご相談ください。
インプラント治療に関する相談と説明。
病歴や健康状態に関する問診、口の中の検査、レントゲン写真や歯型の採取。
治療方針、計画の決定と説明。
外科処置によって顎の骨にインプラントを埋め込みます。3~6ヶ月後にインプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付けます。(小外科処置を伴います。)
4-1)奥歯が1本抜けてしまった状態です。従来はブリッジや入れ歯で治療していましたが、それだけでは残っている歯に負担がかかったり、傷つけたりしてしまいます。
4-2)残っている歯のために、インプラント治療を選びました。まず、歯が抜けてしまったところに、インプラントを植え込むためのスペースをつくります。
4-3)インプラントに植え込むためのスペースにもともとあった歯の形に合わせたインプラントを植え込みます。
4-4)インプラントを植え込んだら、歯肉で蓋をして約3ヶ月~6ヶ月待ちます。この期間を治癒期間と呼び、この間にインプラントが顎の骨と一体になります。
抜歯からインプラント、埋入、仮歯を2時間で治療した症例です。
※短時間の治療で患者様のご負担を少しでも軽減させていただくよう努めてまいります。
1.初診時
2.抜歯後
3.ドリリング
4.深度測定
5.深度測定
6.深度測定
7.深度測定
8.深度測定
9.深度測定
10.深度測定
11.深度測定
12.深度測定
13.深度測定
14.深度測定
15.深度測定
16.深度測定
17.深度測定
18.深度測定
通常年齢的には成長期が終わってからが対象となります。また、健康であれば年齢に特に上限はありません。糖尿病などの全身性の疾患がある場合は状況によって異なりますので、ご相談ください。
インプラントは専用の器具で精密に外科処置をしますので、一般的には歯を抜くよりもあとの治りが良好です。
インプラントを骨に埋める処置をしてから一般的には3ヶ月から6ヶ月待ちます。その後、人工の歯の台になる部分をインプラントに繋ぐ処置をして数週間待ってから最終的な人工の歯が入ることになります。
はい。インプラントは顎の骨にしっかり結合し、その上に人工の歯が連結されますので違和感がなく、ほとんど自分の歯と同じ感覚がよみがえります。
インプラントは人体との親和性に優れ、腐食しにくいチタン素材を使用していますが治療後の清掃を怠りますと天然の歯と同様に歯槽膿漏になり抜け落ちる事もあります。インプラント治療を受けた方は特に口の中の衛生状態を気をつけ定期的に検診を受けることが長持ちさせる秘訣です。
麻酔をしますから、手術時にはそれほど痛みはありません。術後は多少の痛みと腫れがでる場合もあります。
手術前に各種の検査を行い、あごの骨の形や状態を正確に把握し、神経や血管などに十分配慮しながら手術を行うので、安全性にはほとんど問題ありません。治療に際して解剖学的理由などで、手術が困難だったり、手術の安全性に問題がある場合には、その旨説明させて頂きます。
人体になじみやすく腐食しないもので、拒絶反応を起こさないことが証明された材料を使用するので、体に悪い影響はありません。
疾患の程度によっては、手術が難しいこともありますので、相談して下さい。特に糖尿病、腎臓や肝臓の疾患、ぜんそくなどの呼吸器系疾患、心臓病などの循環器系疾患、高・低血圧の方などは、その病気を治療している先生の意見なども参考にして総合的に判断します。また妊娠中の方は出産してからのほうが望ましいでしょう。
あごの骨の成長が止まる時期を考慮して、だいたい16歳以上なら可能です。また医学的に条件が整えば、特に年齢の上限はありません。
もちろん治せます。事故やスポーツで歯を失った場合は、周りの歯が傷ついていないことが多いので、これらの歯を削らずに済むインプラント治療が第1選択となります。
従来の取り外しの入れ歯のような金属製バネなどは一切使用しませんし、人工歯の色や大きさも患者さんの希望に即し、精密に作成しますので天然歯とほとんど見分けがつきません。
インプラント治療を行う本数や治療方法によって費用は異なりますが、あくまでも健康保険の対象外ですので費用は高めになります。あらかじめ、よく相談し、納得してから治療を受けて下さい。